NEDO ワシントン事務所:デイリーレポート

2010年

■ エネルギー・環境・産業技術関連では、以下のような動きがあった

11月19日号

カリフォルニア州公益事業委員会の公共料金納付者擁護部、スマートメーターの健康への影響調査を要望

カリフォルニア州公益事業委員会(California Public Utilities Commission =CPUC)の公共料金納付者擁護部(Division of Ratepayers Advocates =DRA)は11月15日にCPUCに対し、PG&Eが会社や家庭に設置しているワイヤレス型スマートメーターの健康への影響を調査するよう要請した。

公共料金納付者擁護部はそのコメントで、ワイヤレス型装置への被ばくによる発癌の可能性については中立の立場をとっている一方で、メーターに対する国民の 不安が解消されなければ、PG&Eのスマートメーター展開事業が22億ドルの過ちになりかねないと指摘している。

CPUCではメーターの正確度については調査を行ったものの、健康への影響調査には着手していない。今回のDRAのコメントは、電磁場(Electromagnetic Field =EMF)安全ネットワークが提出した健康影響調査の要求をCPUCが今年初めに却下したことに応えて提出されたもので、委員会のTerrie Prosper広報担当官は11月17日、同問題を検討中であると発言した。

(ClimateWire, November 19, 2010)

 

Lux Researchの調査報告書: バイオ燃料市場成長の鍵はイノベーション

バイオ燃料市場は多年にわたり事業を軌道に乗せることに苦闘し、多数のスタートアップ企業が「死の谷」に呻吟しているが、Lux Researchが今週発表した調査報告書によると、バイオ燃料業界にとって全ての努力が無駄になっているわけではなく、バイオ燃料業界は世界的規模では年間成長率7.8%、2015年には530億ガロンに到達する軌道に乗っているという。

Lux Researchの報告書では、政府規制;スタートアップの技術イノベーション;大企業;原油価格という4つの要因が同市場の成長に影響を与えることにな るが、特に、イノベーションがバイオ燃料進展の主要な牽引要因であることを指摘している。現在のバイオ燃料市場で主要な技術であるエタノールは混合の限界 に近づきつつあるため、同産業の今後の成長の為には新技術の参入が必要であるという。また、既存インフラに容易に統合できることから、drop-in fuelの人気が上昇すること述べている。

(Renewable Energy News, November 15, 2010)

 

 

 

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