NEDO ワシントン事務所:デイリーレポート

2012年

■ エネルギー・環境・産業技術関連では、以下のような動きがあった

1 月13日号

オバマ大統領、通商貿易に携わる連邦省庁の大規模な再編成を提案

オバマ大統領は、米国政府をスリムでスマートで消費者フレンドリーとするため、通商貿易に取り組む連邦政府6機関 …商務省のビジネス・通商機能、中小企業局(SBA)、米国通商代表部(USTR)、輸出入銀行、海外民間投資公社(Overseas Private Investment Corporation =OPIC)、および、米国貿易開発局(U.S. Trade and Development Agency =USTDA)… を一つに合併して、新しい省を創設することを1月13日に提案した。同提案の実現のために、オバマ大統領は議会に対し、フーバー大統領からレーガン大統領に至る米国の歴代大統領(フォード大統領を除く)に付与されていた政府再編の大統領権限を復活させるように要請している。

オバマ大統領の提案によると、新たに設置される(未だ名前のない)省は、貿易と投資;中小企業と経済開発;統計;科学・イノベーションという4つの柱に基づいて編成される:

  • 貿易と投資、および、中小企業と経済開発: 上述の6機関
  • 統計: 失業率を毎月報告する労働統計局(Bureau of Labor Statistics、現在は労働省の一局)、および、国内総生産や消費者支出から貿易収支等のデータを追跡する経済分析局(Bureau of Economic Analysis、現在は商務省の一局)を収容する、統計部(Division of Statistics)を新省内に設置。
  • 科学・イノベーション: 国立標準規格技術研究所(NIST)と米国特許商標局(USPTO)

米国政府とビジネスを行う企業は現在、多くのウェブサイトや電話番号およびカスタマーサービスセンターが迷路のように入り組んだシステムをナビゲートしなければならない。オバマ政権では、これを一つのウェブサイト、一つの電話番号、一つのミッションを持つ一省に統合することで、重複した非効率なシステムを除去して無駄をなくし、更には、今後10年間で30億ドルを節減できると期待している。(White House, Press Release, January 13, 2012; The Wall Street Journal, January 13, 2012; Bloomberg Businessweek, January 13, 2012)

 

図1: 現在のプロセスを示すチャート

INFOGRAPHICへのリンク

 

 


Top Page