NEDO ワシントン事務所:デイリーレポート

2013年

■ エネルギー・環境・産業技術関連では、以下のような動きがあった

11月21日号

サウスカロライナ州にオープンした、米国最大の風力タービン・ドライブトレイン試験施設

サウスカロライナ州ノースチャールストーンにあるクレムソン大学レストレーション研究所(Restoration Institute)で11月21日、米国最大かつ世界最先端の風力エネルギー試験施設となる「風力タービン・ドライブトレイン試験施設(Wind Turbine Drivetrain Testing Facility)」の開設式と「配電網シミュレーター(Electrical Grid Simulator)」の命名式が行われた。同試験施設は4,700万ドルのエネルギー省(DOE)からの投資と、6,000万ドルの外部からの資金提供で建設されたもので、開設式にはDOEのDaniel Poneman副長官の他に推定約1,000名が参加した。

陸上・水上輸送の便がよい元海軍倉庫跡に建設された同試験施設(床面積は約8.2万平方フィート)では、次世代風力エネルギー技術の開発・普及の加速化; 製造コストの削減; 米国企業の国際競争力の向上を支援するため、新型風力タービン、特に洋上風力タービンの試験と認証を行うことになる。同試験施設は海岸に近いことから、米国企業だけでなく国際企業による大型洋上風力タービンの試験にも理想的であると見られている。

試験施設は、7.5メガワット級のドライブトレイン用テスト装置(直径26フィートで重さ150トン)と15メガワット級のドライブトレイン用テスト装置(直径43フィートで重さ400トン)の二基を備えているほか、実環境状況を模倣するグリッドシミュレーターをも完備しており、官民の研究者が風力エネルギー技術と米国送電網の相互作用を研究する際にも有用であるという。

同試験施設は、ユニークな沿岸産業環境において官民パートナーシップを構築し; 台頭する洋上風力産業を支援し; 将来の労働者を育成することを使命としている。

(Department of Energy News Release, November 21, 2013; ABC News, November 21, 2013)

 

 

 

 

 


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