NEDO ワシントン事務所:デイリーレポート

2013年

■ エネルギー・環境・産業技術関連では、以下のような動きがあった

9月11日号

クリーンエネルギーのグリッド統合に焦点をあてたDOEのエネルギーシステム統合施設が完工

Ernest Monizエネルギー省(DOE)長官は9月11日、国立再生可能エネルギー研究所(NREL)で執り行われたエネルギーシステム統合施設(Energy Systems Integration Facility =ESIF)」の落成式に出席し、ESIFを開所すると同時に、ESIFデータセンターに設置されたDOEの最新型スーパーコンピューター「ペレグリン(Peregrine)」を公開した。

ESIFは、クリーンエネルギーのグリッド統合と大規模展開に焦点をあてた米国初の研究施設であり、製造業者・電力会社・官民の研究者がクリーンエネルギーや省エネ技術を今日のエネルギーインフラに統合する際に直面する課題の克服を支援することを目的としている。ESIFデータセンターに設置された「ペレグリン」は、NRELがヒューレットパッカード社(HP)及びインテル社と協力して開発した温水・液冷式(warm water, liquid-cooled)のスーパーコンピューターで、再生可能エネルギー・エネルギー効率改善研究の専用コンピューターとしては世界最大級の計算能力(1秒間に1,200兆)を有している。NRELによると、「ペレグリン」スーパーコンピューターとESIFのインタラクティブなHIL(hardware-in-the-loop)システムを組み合わせることで、研究者や製造業者は製品を全出力・実質グリッド負荷レベル(at full power and real grid load levels)で実験することが可能になるという。

更に、NRELは9月11日に、トヨタモーター・エンジニアリング・アンド・マニュファクチャリング・ノースアメリカ株式会社(Toyota Motor Engineering and Manufacturing, North America =TEMA)とプラグイン・ハイブリッド電気自動車(PHEVs)を送電網に統合する研究で協力することを発表したほか、前進作戦基地に電気を供給するソーラー・電池・発電機の複合発電システムであるCUBE(Consolidated Utility Base Energy)システムの開発で米国陸軍と協力することを発表した。

(Department of Energy News, September 11, 2013)

 

  

 


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