NEDO ワシントン事務所:デイリーレポート

2013年

■ エネルギー・環境・産業技術関連では、以下のような動きがあった

9月12日号

ナビガント・リサーチ社、米国のプラグイン電気自動車販売は年率18.6%で成長すると予測

プラグイン電気自動車(PEV)の販売は今のところ、自動車メーカーや政治指導者等の期待に沿えずにいるが、ナビガント・リサーチ(Navigant Research)社発表の新報告書『電気自動車の地域別予測(Electric Vehicle Geographic Forecasts)』によると、北米のPEV販売は2022年までに、沿岸諸州を中心として大きく伸びる見通しであるという。

ナビガント・リサーチ社の同報告書は、自動車メーカーの自動車発表スケジュール・人口・人口統計学的傾向(demographic trend)をPEV初期購入者の人口統計学的データ(demographic profile)と比較分析することによって、地域別の販売予測を行ったもので、その主な予測結果は以下の通り:

  • カリフォルニア州、ニューヨーク州、ワシントン州、及びフロリダ州が2013年から2022年までPEV販売を先導。
  • 米国内でのPEV販売は2013年から2022年まで年率18.6%で成長。
  • 都市別でみた2013年から2022年までのPEV販売のトップは、米国ではロサンジェルス、サンフランシスコ、そしてニューヨークシティ。カナダではトロント、モントリオール、及びバンクーバー。
  • 無公害車(ZEV)の年間販売台数は2022年までに、米国で41万6,153台に達し、カナダでは23万479台に達する。

(Climatewire, September 11, 2013)  

 

消防隊員にとっての思いも寄らぬ敵は屋上ソーラーパネル

消防隊員等は、屋上太陽光発電のソーラーパネルという、これまでになかった敵に直面している。消防隊員は、閉じ込められた火炎や過熱したガスを放出する通気孔を作る為に屋根に穴を開けるが、ソーラーパネルによってこの戦術をとることが困難になっているという。米国では、住宅や企業による屋上太陽発電システムの設置が増えており、問題が深刻化している。

太陽エネルギー工業会(Solar Energy Industries Association =SEIA)のスポークスマンであるKen Johnson氏によると、全米の消防隊員と規格・基準の策定で緊密に協力しており、全ての事件の後で事件から学び、改善を図っているという。

火炎と闘う消防隊員にとって屋上へのアクセスは必須であるため、消防保安官は、建築基準(ソーラーパネルを平屋根の端から少し後ろにずらして設置したり、勾配屋根の先端から下げて設置する等)や規制、及び消防隊員の訓練を改善することで、この新たな問題の緩和を目指している。

(Greenwire, September 12, 2013)

 

 

 


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